中央社会保険医療協議会(中医協)の総会は25日、医業経費における地域差に配慮した「地域加算」について、次回の2020年度診療報酬改定に向けて議論することを了承した。委員からは、同加算の抜本的な見直しを求める意見が上がった。【松村秀士】
地域加算は、人件費などの医業経費に地域差があることから設けられたもので、人事院規則で定める地域や、その地域に準じる地域に所在する医療機関において入院基本料などの加算として算定できる。点数は一日3点から18点まで7段階あり、この加算を算定できない地域もある。
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