中央社会保険医療協議会(中医協)はこのほど、2018年度診療報酬改定案を加藤勝信厚生労働相に答申した。個別改定項目の療養病棟入院基本料の点数や算定要件などを整理した。※【大戸豊】
※日本慢性期医療協会「定例記者会見資料」を参考にした
療養病棟入院基本料は、20 対1看護配置の医療区分2・3の該当患者割合に応じた2段階の評価「療養病棟入院料1」(80%)、「療養病棟入院料2」(50%)に見直す。
現行の療養病棟入院基本料2※については、経過措置期間をまずは2年間に設定し、最終的な終了時期は次回改定時に改めて検討する。
※経過措置1(20対1を満たさない、または医療区分2・3を満たさない)、経過措置2(25対1を満たさない)
療養病棟入院基本料の再編・統合のイメージ クリックで拡大
中医協「個別改定項目」(2月7日)より
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