厚生労働省は、救命救急センターの充実段階評価を見直す。受け入れた重篤患者数や臨床研修医の人数といった「ストラクチャー」を中心とした評価体系から、地域への貢献や関係機関との連携といった「プロセス」も含めた評価体系に変える。2018年度の実績から新たな基準で評価する見通しだ。【新井哉】
■ドクターカーによる医師派遣を評価
厚労省は、全国の救命救急センターの充実度を点数化して評価しており、「専従の医師」や「救急医」の有無、センター長が要件を満たしているかどうかなどを年度ごとに調査している。厚労省と都道府県は、この評価を基に問題のある施設に改善を促してきた。
(残り833字 / 全1109字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】