2018年度診療報酬改定の「認知症」に関する方向性が明らかになってきた。中央社会保険医療協議会(中医協)の議論の整理案には、「認知症の者に対する適切な医療の評価」の項目が設けられ、認知症に関する判定基準を見直すことなどが盛り込まれた。【新井哉】
■「重症度、医療・看護必要度」の評価緩和も
認知症患者をより適切に評価するよう「重症度、医療・看護必要度」の判定基準を見直す―。12日に明らかになった議論の整理案の「医療機能や患者の状態に応じた入院医療の評価」の項目に、こうした方向性が示された。
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