「第16回日本医療経営学会学術集会」がこのほど東京都内で開かれ、若手の病院トップ36人が自院の課題や今後の方向性についてプレゼンした。特に地方の病院では、今後の人口減に伴い、医療・介護ニーズの減少が見込まれる中、地域から求められる病院の姿を模索している。また、若い世代が減る中で、医療・介護従事者の確保が厳しくなっている実情も浮き彫りになった。【大戸豊】
今回、「若手経営者36人が自院の経営を語る」と題し、病院経営者が急性期、地域急性期、回復期リハ病棟、療養、専門病院にそれぞれ分かれてプレゼンした。
「急性期」病院の発表では、救急の受け入れを強化したり、その地域で不足する診療科を充実させたりしながら、病床稼働率を高めるなどの取り組みが紹介された。
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