集中講座の第5回は、「在宅医療」「外来医療」「横断的事項」を取り上げたい。
この分野最大のテーマは、かかりつけ医機能だ。
今後、医療と介護のニーズが増加する中、支え手の減少が見込まれる。そこで、効果的・効率的な医療の提供を進めていくという「働き方改革」にも通じるコンセプトといえる。
そのような中、かかりつけ医機能は、(1)質の高い医学管理と重篤な合併症の予防(2)専門医療機関などとの機能分化・連携による早期の対応(3)要介護状態になっても安心して地域で療養できる-といった地域包括ケアシステムの構築を担う立場に位置付けられている。【大戸豊】
かかりつけ医機能のイメージ(案)クリックで拡大
中央社会保険医療協議会総会(2017年2月22日)資料より
疾病の経過に応じ想定されるかかりつけ医の役割(案)クリックで拡大
中央社会保険医療協議会総会(2017年2月22日)資料より
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