「第2回全国ファーマシーフェア」(日本保険薬局協会主催)がこのほど横浜市で開催され、厚生労働省医薬・生活衛生局の武田俊彦局長が「超高齢化社会における薬局薬剤師への期待」と題して講演した。病院と在宅の連携が重要になる中、薬の連携について事前に薬局と病院が話し合っておくべきではないかと述べた。【大戸豊】
■薬局が病診連携にかかわることが求められる
武田局長は、高齢化の進展で、外来患者は増えていくものの、ピークは80歳くらいまでで、85歳以上は自分で外来を受診するのが難しくなることもあり、患者は減少していくと指摘。「診療所や薬局で患者が増えている時は、減少については考えられないかもしれないが、歯科分野では(外来の減少が)既に問題になっている」と言い、患者のニーズが変化していく中で、将来的な提供体制を意識しておく必要性を説いた。
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