診療所の主治医機能をさらに推進するため、2016年度の診療報酬改定で新設された「小児かかりつけ診療料」を届け出ている医療機関の数は、全国で877施設に上ることが分かった。都道府県別では、東京都と愛知県がいずれも101施設で最も多かったが、人口10万人当たりでは地域ごとにばらつきも見られた。【敦賀陽平】
同診療料を届け出るには、小児科外来診療料と時間外対応加算(1または2)の届け出や小児科(または小児外科)を専任する常勤医の配置に加え、▽初期小児救急への参加▽定期接種の実施▽小児の在宅医療の提供―などのうち、3つ以上を満たさなければならない。
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