人生の最終段階を迎えた患者や利用者らのケアを担う人材を育成する一般社団法人「エンドオブライフ・ケア協会」はこのほど、東京都内で設立1周年を記念するシンポジウムを開いた。同協会では昨年5月から、全国6カ所で「基礎講座」を開き、受講者の数は計636人に上った。この日は、医療者や介護職員ら約200人が参加。これまでの活動を振り返るとともに、終末期ケアの現状や課題などについて話し合った。【敦賀陽平】
修了後1年以内に、現場での実践を踏まえた課題を提出し、審査に合格した受講者は「エンドオブライフ・ケア援助士」として認定される。同協会によると、これまで80人が認定を受けたという(28日現在)。
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