来年4月の養成スタートを目指して準備が進められてきた新専門医制度だが、雲行きが怪しくなっている。医療界から、地域医療に悪影響を及ぼすといった懸念が示されているためだ。延期を主張する声もある中で今月、社会保障審議会医療部会の下に「専門医養成の在り方に関する専門委員会」(専門委)が設置された。予定通りに養成を始めるには、新制度への懸念を急ピッチで払しょくしなければならないことから、専門委に注目が集まっている。【佐藤貴彦】
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