いよいよ、2016年度の診療報酬改定が明日に迫りました。厚生労働省は近く、改定に関する疑義解釈を出しますが、通知などの不明点は早めに解決しておきたいですよね。同省側がこれまで、病院団体への説明会などで回答した内容のうち、医科関連をピックアップし、項目別にまとめました。改定のモヤモヤはこれで一挙解消!
(問1) 一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」(以下、看護必要度)のA項目に「救急搬送後の入院」(2日間)について、患者の状態の決まりはあるか。
(答) 特段、患者の状態等に関するものはない。救急搬送の患者を受け入れていただいて、入院したことを評価する。
(問2) 選択的肝動脈塞栓術は、C項目に含まれるか。例えば、「救命等に係る内科的治療」の「経皮的血管内治療」の「選択的血管塞栓による止血術」に含まれるのか。
(答) 含まれる方向で整理する。追って事務連絡で明確にしたい。
【病棟群単位の届け出】
(問3) 7対1から病棟群に届け出をいったん変えた後、2年後に実績を満たしていれば7対1に戻れるか。
(答) 戻ることができるが、(病棟群単位の届け出を)1回利用して7対1に戻ると、もう一度利用することはできない。
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