中央社会保険医療協議会(中医協)が10日に答申した2016年度の診療報酬改定案では、約300項目の手術料が引き上げとなり、それ以外の手術もすべて据え置きとなった。14年度改定で点数が大幅に下がり、外保連(外科系学会社会保険委員会連合)が増額を強く求めていた帝王切開術のうち、「緊急帝王切開」については、12年度改定時を上回る2万2200点となり、「複雑な場合」の加算を新設することも盛り込まれた。【敦賀陽平】
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