中央社会保険医療協議会(中医協)は3日の総会で、2016年度診療報酬改定案の答申書と共に厚生労働相に提出する附帯意見18項目を決めた。前回の総会で示された項目案からは、入院医療に関する調査・検証項目で、「重症度、医療・看護必要度」の見直しの影響に「一般病棟入院基本料の施設基準の見直しが平均在院日数に与える影響を含む」とする注釈が加えられたほか、地域包括ケア病棟入院料の包括範囲の見直しの影響、短期滞在手術等基本料や総合入院体制加算の評価の在り方など、検討対象が大幅に増えた。【坂本朝子】
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】