21日の午後、財務相との折衝を終えた塩崎恭久厚労相は同省内で記者会見し、16年度診療報酬改定の改定率の内訳は、本体がプラス0.49%、薬価がマイナス1.22%、材料価格がマイナス0.11%だと説明した。合算するとマイナス0.84%になる。その上で、14年度以前の改定率と比較する場合は、市場拡大再算定による薬価下げの影響を勘案することになり、薬価の改定率はマイナス1.41%、ネットの改定率はマイナス1.03%になるとした。
一方、財務省の担当者は、大臣折衝で合意したネットの改定率は0.84%だと説明した。
■マイナス0.84%の内訳は
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