今月、厚生労働省は「医療等分野における番号制度の活用等に関する研究会」の報告書を公表した。報告書のテーマでも、医療機関に特に関係が深いと思われる、医療保険のオンライン資格確認と医療機関・介護事業者間の連携を中心に、報告書の内容をまとめた。【大戸豊】
医療保険のオンライン資格確認による業務効率化は、今回の番号制度の柱の一つだ。現在は、患者が保険資格を喪失したまま医療機関を受診しても、診療報酬の請求で返戻を受けて医療機関が資格の喪失を知ることもあるが、今後は窓口の段階で資格確認が完了できるようになる。
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