社会保障審議会(社保審)の医療保険部会は2日、厚生労働省が提示した2016年度に実施する診療報酬改定の基本方針案を大筋で了承した。ただ、これまでの議論で争点となった医薬品の適正使用の具体例として挙げられた「多剤の削減」の表現をめぐっては、同省が示した「不適切な多剤投薬・長期投薬の削減」とする修正案に白川修二委員(健康保険組合連合会副会長)が異議を唱えた。【坂本朝子】
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