厚生労働省は28日、2016年度診療報酬改定に向けて議論する中央社会保険医療協議会(中医協)の総会に、慢性期の脳卒中患者の入院医療の評価を、原則として療養病棟入院基本料と同様にそろえる案を示した。障害者施設等入院基本料を届け出る病棟(障害者病棟)などに、療養病棟に入院する脳卒中後の患者と状態像が同じような人が、入院していると指摘。一方、患者の状態の変動が特に大きく、手厚い医療が必要なケースの評価は維持する方向性を示した。【佐藤貴彦】
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