中央社会保険医療協議会（中医協）の小委員会は21日の会合で、診療報酬調査専門組織の分科会の入院医療に関する検討結果を了承した。席上、厚生労働省保険局の宮嵜雅則医療課長は、地域包括ケア病棟の在り方が、病院の病床規模や場所によって変わるとの認識を示した。また委員からは、7対1入院基本料（7対1）の要件厳格化が進むと、その届け出病床が「ICU化」するといった懸念が示された。【佐藤貴彦】

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