全国国保地域医療学会がこのほどさいたま市で開催され、高齢者の終末期医療をテーマにしたシンポジウムが行われた。病院、NPO法人、お寺の視点から、人生の最後はどのように過ごすことが本人や家族にとって幸せなのか、またどのように支えていけばいいのかが話し合われた。【大戸豊】
川口市立医療センター(埼玉県川口市・539床)の峯川宏一副院長は、埼玉県における高齢者医療の課題などについて講演した。
峯川氏は医療資源が不足する埼玉県において、高齢者医療に対して急性期病院が担うべき役割の例として、慢性疾患の急性増悪時の診療と悪性腫瘍の診断を挙げた。
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