C型肝炎治療で、インターフェロンを併用する必要がない薬の選択肢が広がる見通しとなった。厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は8月31日、ヴィキラックス配合錠(一般名オムビタスビル水和物・パリタプレビル水和物・リトナビル)の製造販売承認を了承した。インターフェロンが効きにくいとされる血清型分類の「セログループ1」に属し、日本人に多い遺伝子型(ジェノタイプ)1bのC型慢性肝炎にも効能があるという。【松村秀士】
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