「健康づくりを意識してもらえるコミュニティスペースをつくろう」-。そんなコンセプトの下、新しい調剤薬局の在り方を追求する「ファインメディコム」(兵庫県西宮市)が、健康機器メーカー「タニタ」(東京都)と連携し、先月、「ファイン薬局尼崎店」の2階部分にカフェ「ツナガリ珈琲館」をオープンさせた。薬局の来店者だけでなく、地域住民にも気軽に立ち寄ってもらい、地域とつながるスペースとして活用するのが狙いだ。タニタが薬局と連携するのは全国初という。【坂本朝子】
同店は、県立尼崎病院と県立塚口病院が統合移転し、7月に開院したばかりの「兵庫県立尼崎総合医療センター」(730床)のすぐそばにある。今後、多くの市民が訪れることが見込まれることから、「病院でもない、自宅でもない、“第三の場所”として気軽に相談していただける場所になれば」と渡部社長は意気込む。
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