日本医療マネジメント学会が先月、大阪市内で開いた学術総会で、団塊の世代が後期高齢者となる、いわゆる「2025年問題」を見据えた地域連携の在り方を考えるシンポジウムが行われた。その中で、これからの地域連携は、医療や介護以外の分野との連携も強化していく必要性が確認された。【坂本朝子】
■「施設間の連携」から「多職種によるケアの連携」へ
長谷川氏は「日本は50年後に全く違う国になる」と指摘。労働者が半減し、要介護者が倍増する。2060年からは10人に1人が要介護者となる壮絶な社会になるとし、「未来からバックキャスティングして考える必要がある」と述べた。
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