かわさき記念病院(川崎市宮前区、300床)は昨年5月に開院した、市内で初となる認知症専門病院だ。小規模ユニットでのケアを実践し、身体拘束をしない方針を掲げ、短期間での症状安定に取り組んでいる。開院から1年弱の今年3月末までの入院患者数は390人で、このうち6割近い232人が退院している。今後は在宅復帰や退院後の増悪へのフォローなど、患者が自宅や施設に帰ることを前提にした対応が求められるという。【大戸豊】
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