【第1回】医療法人社団永生会・安藤高朗理事長
医療法人社団永生会(東京都八王子市)は、急性期医療を提供する南多摩病院、回復期リハビリと慢性期医療を担う永生病院の2病院を中心に、クリニック、介護老人保健施設、訪問看護ステーション、地域包括支援センターなど、幅広い施設を運営している。同法人の安藤高朗理事長は、地域医療構想と医療計画の策定、診療・介護報酬の改定が重なる2018年を「最大のヤマ場」とし、法人の体制を強化する必要性を示す。【敦賀陽平】
南多摩病院(170床)は、一般病棟7対1入院基本料を届け出る急性期病院。都の二次救急医療機関に指定され、年間約5000件の救急搬送を受け入れている。一方の永生病院は、▽一般146床▽医療療養150床▽精神70床▽回復期リハ100床▽介護療養162床―のケアミックス型だ。
現在、八王子市民のおよそ4人に1人は65歳以上の高齢者。市の推計によると、総人口は20年の59万8500人でピークを迎え、高齢化率は35年には3割を超える。
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