厚生労働省は21日、患者本位の医薬分業の実現に向けて「かかりつけ薬局」の機能を明確化し、その推進に向けた施策を2016年度診療報酬改定などで講じていく方針を示した。医薬分業を推進するために現行制度の見直しを求めている規制改革会議の作業部会で明らかにした。今後推進していく「かかりつけ薬局」のイメージとして、患者がどの医療機関を受診しても、そこで調剤することで一元的な薬学的管理を実施するといったことも提示している。【佐藤貴彦】

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