早期からのリハビリテーションが予後を左右することが認識され、診断や治療開始と同時にリハビリが始められるようになった。そのような中、京都市で開かれた日本医学会総会の学術講演では、さまざまなリハビリの新しい考え方が紹介され、従来のゆっくりと進める「守るリハ」から積極的に身体機能を回復させる「攻めるリハ」へと変わりつつあることが確認された。【坂本朝子】
リハビリのセッションを企画した大阪医科大総合医学講座リハビリテーション医学教室の佐浦隆一教授は、「『守る』から『攻める』と言っても、前方だけでなく、地域を含めた後方、あるいはさまざまな領域へという意味で横、そして深く縦へと、攻めていっている」と述べ、リハビリがさまざまな形で進化しているとの考えを示した。
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