2回目は、医師1人当たりと患者1人当たりの1日の診療収入を取り上げる。【大戸豊】
■医師1日当たりの取り扱い患者数
まず、医師1人当たりの1日の取り扱い患者数は、入院の平均は4.5人(前年6月4.8人)となっている。診療科別で、取り扱う患者が多いのは精神科16.1人、リハビリ科15.9人、肛門外科8.9人、整形外科7.7人などだ。少ないのは放射線科1.6人、皮膚科と歯科がそれぞれ1.7人、麻酔科1.8人、小児外科2.5人などだった。
外来の取り扱い患者の平均は7.8人(同7.9人)だった。診療科別で見ると、皮膚科18.2人、肛門外科18.0人、眼科16.6人、耳鼻いんこう科12.3人、整形外科12.2人、泌尿器科11.7人、リハビリ科10.7人で取り扱う患者が多かった。一方で少ないのは、麻酔科2.5人、小児外科2.6人、心臓血管外科3.0人、呼吸器外科3.1人、消化器外科3.6人などだった。
次回配信は5月4日15:00を予定しています
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