ゴールデンウイーク中に5回にわたって掲載する「データで見る医療・病院運営実態分析調査」では、医療経営に参考になりそうなデータを紹介したい。1回目は平均在院日数、病床利用率のほか、入院・外来患者の推移を見てみたい。【大戸豊】
データは全国公私病院連盟・日本病院会の「2014年病院運営実態分析調査の概要」(14年6月調査)によるもの。会員の925施設が回答した(回答率29.5%、自治体病院487施設、その他公的病院220施設、私的病院 181施設、国立・大学付属病院等37施設)。
平均在院日数は総数で15.55日(前年6月16.35日)だった。このうち一般病院の平均在院日数を病床規模別に見ると=表1=、どの開設者でも300床未満の病院の在院日数が平均より長くなっている。
表1 一般病院の平均在院日数、開設者別、病床規模別
次回配信は5月3日15:00を予定しています
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