特別養護老人ホームや有料老人ホームなどの社会福祉施設で働く介護労働者らの転倒災害の件数は、2014年の速報値で1908件と前年に比べて6%増えたことが、厚生労働省のまとめで分かった。厚労省によると、社会福祉施設での転倒の特徴の一つは、50歳以上が約7割を占め、かつその割合が年々増加傾向にある点だ。また、転倒による休業の見込み日数が1か月を超えるケースが約6割と、事業者側にとってもその影響は無視できない。実際に転倒はどのような状況で発生しているのだろうか-。その実態と対策を探った。【丸山紀一朗】
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