14年度改定では、薬価引き下げ分の財源が診療報酬本体に充当されず、消費税の増税に伴う補てん分を合わせた全体の改定率は実質マイナス1.26%という厳しい結果となった。
総合入院体制加算は、高度な急性期医療を提供する総合病院を評価するもの。14年度改定で点数が2つに分かれ、事実上のマイナス改定の中、要件が厳格化された「加算1」は診療報酬が倍増した(1日240点、14日まで)。
「絶対に加算1を取りにいこうと、病院長が率先して取り組んだ」―。滝井病院の北口宏医事課長はこう振り返る。
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