アステラス製薬が2日発表した2015年3月期の第3四半期(4―12月累計)によると、高コレステロール血症治療剤リピトールなどの長期収載品が後発医薬品の普及の影響で減収となったほか、気管支喘息治療剤など一部の製品も消費税増税前の需要増加の反動で売り上げが落ち込んだ。一方、前立腺がん治療剤イクスタンジといった新製品は伸長。しかし、長期収載品の不振を補えず、国内の売上高は前年同期比6%減の3753億円となった。【松村秀士】
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