第一三共が30日に発表した2015年3月期の第3四半期(4―12月累計)連結決算によると、国内の売上収益は前年同期比0.6%増の4199億円となった。後発医薬品の使用拡大で長期収載品の売り上げが落ち込んだが、抗潰瘍剤ネキシウムやアルツハイマー型認知症治療剤メマリーといった主力製品の売り上げが大幅に伸びたことが増収の要因。【松村秀士】
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