厚生労働省の「外国人介護人材受入れの在り方に関する検討会」が26日に取りまとめた中間報告では、2015年度中にも、技能実習制度に介護分野を追加する方針が示された。しかし同検討会ではこれまで、実習生に求める日本語能力の水準の点で委員の間で意見が対立するなど、必ずしも一つの方向性で議論がまとまったとはいえない。根本嘉昭座長(神奈川県立保健福祉大名誉教授)もこの日、「私の力量不足で両論併記となったところがある」と発言するなど、中間報告にはさまざまな声が盛り込まれた。【丸山紀一朗】
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