14日に政府が閣議決定した2015年度予算案には、厚生労働省の関係予算として社会保障関係費のうち医療分野で11兆4891億円が計上された。今年度当初予算から2901億円(2.6%)増加した。来年度は、都道府県が4月以降、25年の医療需要や目指すべき医療提供体制を盛り込んだ地域医療構想(ビジョン)を策定するほか、10月には医療事故調査制度や看護師が特定行為を行うための研修制度がスタートするなど、医療にまつわる重要な施策が続く。予算案に盛り込まれた医療分野の主なメニューを紹介する。【丸山紀一朗】
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