東京健生病院(136床、東京都文京区)では今年4月から、看護職員が気分を「晴れ」や「雨」といった天気のマークで表現し、それを看護師長らが把握する仕組みを導入した。不安や悩みを「見える化」させることで、早期のフォローにつなげている。【佐藤貴彦】
■虹や雨、雷…気分を天気マークに
この仕組みは、東京メンタルヘルス(同豊島区)などが開発したもの。専用のソフトが入ったタブレット端末を操作すると、天気のマークが画面に表示される。マークには、▽虹▽晴れ▽晴れ曇り▽曇り▽雨▽雷-の6種類がある。
東京健生病院の一般病棟では、タイムカードの横に、このタブレット端末が置かれている。職員は出勤時と退勤時に、気分に合ったマークを一つずつ選択する。選んだマークの傾向などは、本人や上司が確認できる。
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