病院経営を取り巻く環境が年々厳しさを増す中、経営改善の手法の一つとして各地で取り入れられているバランスト・スコアカード(BSC)。先月、京都市内で開催された日本医療バランスト・スコアカード研究学会第12回学術総会のシンポジウムでは、BSCの有効性や忙しい医師の巻き込み方などが議題として挙がった。【坂本朝子】
シンポジウムでは、「いま問われるリーダーシップ~BSCへの積極的参加~」をテーマに、2人の座長、横浜中央病院の大道久院長と大原綜合病院の佐藤エキ子副院長の下、▽旭川赤十字病院の牧野憲一院長▽永生病院の飯田達能院長▽福井県済生会病院の登谷大修院長▽あさかホスピタルの佐久間啓理事長・院長-の4人のシンポジストが登壇した。
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