全国892の公立病院のうち、半数以上が赤字―。総務省がまとめた「公立病院改革プラン」の実施状況の調査によると、2014年3月末時点で経常収支が赤字だった病院は478施設(53.6%)で、その割合は前年度よりも4ポイント増えていた。同省は07年12月、公立病院改革ガイドラインをつくり、自治体に対して改革プランの策定と、原則09年度から13年度までの病院改革を迫っていた。だが、改革が進んでいない実態が浮き彫りになった。【松村秀士】
(残り1547字 / 全1762字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】