国立がん研究センター中央病院(東京都中央区)の薬剤部は、抗がん剤による副作用を回避しようと、近隣の3薬局との情報連携をモデル事業として進めている。病院は患者の治療内容、検査値、併用禁忌などの情報を薬局に提供する。薬局は定期的に患者の状況を電話で病院に伝え、重篤な副作用が疑われれば、その都度病院に連絡する。がんの薬物療法について、いかに薬局に伝え、経験を積んでもらうかが鍵となりそうだ。【大戸豊】
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