武蔵野赤十字病院の泉並木副院長は、1日に東京都内で開かれたC型慢性肝炎セミナー(主催・ヤンセンファーマ)で講演した。泉氏は、注目されているインターフェロン(IFN)を用いないC型慢性肝炎の経口治療薬(IFNフリー治療薬)は、IFNが効かなかったり、使えなかったりする患者にとって重要な選択肢とした上で、IFNが使用できるにもかかわらず、忌避するような患者に対し、安易に利用することがないよう訴えた。【大戸豊】
そして、IFNが効きやすければ、シメプレビル+ペグインターフェロン+リバビリンによる治療で、約9割が治る時代になったと述べた。さらに、高齢であってもシメプレビルによる治療は効果があるとした。
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