看護の現場において「ペイシェント・フロー・マネジメント(PFM)」という手法が広がりつつある。
東京慈恵会医科大附属柏病院(千葉県柏市)の柳澤美津代看護部長は、前任の同大附属青戸病院(現在は葛飾医療センター、東京都葛飾区)のころから、10年近くPFMの導入や改良に取り組んできた。
PFMはもともと、東海大医学部付属病院の経営改善に取り組んだ田中豊氏(現・プライスウォーターハウスクーパース顧問)による入退院フローを統合的に管理する手法だ。柳澤氏は、東海大病院での手法を取り入れつつ、看護の視点からアレンジを加えてきた。【大戸豊】
(残り2812字 / 全3090字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】