在宅医療に力を入れれば入れるほど、訪問看護ステーションや薬局、ケアマネジャーなどとの連絡が多くなり、診療に集中できなくなる-。そんな矛盾を感じている医療者も多いのではないだろうか。「関係者間の連絡をチャットにすることで、連絡が確実になり、電話も減った。医師への問い合わせの垣根も下がったようで、疑義照会も増えました」。名古屋市の笑顔のおうちクリニックは、複数の人で短文や写真のやり取りを共有できるチャットシステムで、この課題を解決している。【大島迪子】
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