同じ建物に住む患者複数人を同一日に訪問診療する場合の評価が、2014年度診療報酬改定で引き下げられた影響を調査する時期が、予定より遅れそうだ。30日に開催された中央社会保険医療協議会(中医協)の総会では、厚生労働省が調査票の案を示したが、質問項目の一部を見直すよう委員が求めた。厚労省は今後、修正案をつくり、改めて各委員に提示する。同省の担当者は、調査開始が遅れても、結果の速報は予定通り、10月に中医協へ示すことを目指すとしている。【佐藤貴彦】
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