2014年度の診療報酬改定では、歯科においても在宅医療の推進が重点課題とされた。大学に勤務しながら、在宅歯科医療に取り組んできた東京医科歯科大大学院高齢者歯科学分野の戸原玄准教授に、在宅歯科医療に何が求められているのかを聞いた。【大戸豊】
在宅医療を熱心に行う開業医も増えているが、実際は外来診療がメーンで、在宅に十分時間を割けない状況にあるという。このため、急患対応が難しかったり、診療できる患者の数も限られてしまう。
戸原氏は「患者は、腰を据えて在宅医療をしてくれる歯科医を望んでいるのでは」と話す。
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