診療報酬調査専門組織のDPC評価分科会(分科会長=小山信彌・東邦大医学部特任教授)は23日の会合で、2016年度に予定される次回の診療報酬改定での診断群分類点数表と医療機関別係数の見直しに向けた議論をスタートさせた。厚生労働省が、重症度を考慮した新たな評価指標「CCPマトリックス」を、次回改定で部分的に導入するかどうか検討するよう提案。反対する意見は出なかった。また医療機関別係数の見直しをめぐっては、複数の委員が、病院群ごとに設定される基礎係数に配分する財源の一部を、医療機関ごとに設定される機能評価係数2に付け替えるべきだと主張した。【佐藤貴彦】
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