各地の感染症情報センターなどが公表した5月5日から11日までの週の感染症発生動向調査では、インフルエンザの患者報告数が減少傾向にあることがうかがえる。これまで比較的報告数が多かった東北地方でも、青森県が前週比76%減少の定点医療機関当たり1.3人、福島県も60%減の3.26人、岩手県でも55%減の3.73人となった。【新井哉】
中部地方では、長野県(2.52人)が3週連続で減少したほか、富山県が65%減の1.81人、福井県が57%減の1.16人。石川県が54%減の1.27人となった。近畿以西でも滋賀県が58%減の0.77人、鳥取県が62%減の0.83人、大分県が74%減の0.53人などと全国的に減少傾向が続いている。
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