■14年度診療報酬改定の趣旨
前回の12年度改定は、25年に向けて、医療提供体制の再構築、一体改革の中で示されている在るべき姿、地域包括ケアシステムの構築などを目指して、その第1歩だったと思います。今回の改定は、その2歩目として位置付けられます。非常に厳しい改定率の中でしたが、最も大きなテーマである医療機関の機能分化・強化と連携に取り組みました。具体的には、約36万ある7対1の病床を、これからの高齢化社会や地域のニーズに合った姿にしていくこと。また、その際に、急性期からの患者の追い出しにならないよう、受け皿をきちんとつくっていくことでした。
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