2014年度診療報酬改定の概要が決まった。改定率は消費増税への対応分を含めプラス0.1%だが、医療界からは実質マイナス改定で病院経営にとって厳しいとの声が相次いでいる。これに対し、大和総研の経済調査部・石橋未来研究員は、赤字病院の割合は減少傾向にある一方、医業利益率が上昇していることなどを挙げ、医療機関のさらなる経営努力を促す。持続可能な医療のためには、増え続ける医療費を抑制しなければならないと訴える石橋研究員に、具体的な効率化策を聞いた。【聞き手・丸山紀一朗】
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