学生の時から地域に目を向けよう―。地域医療を学ぶゼミナール「歩く研究会」では、ソーシャルワーカーやセラピストを目指す大学生たちが、ユニークな地域ケアを行っている現場に足を運んでいる。医療現場に出る前に、学生は地域医療の実践者から何を学ぶのだろうか。【大戸豊】
「歩く研究会」の主催者の一人、東洋大ライフデザイン学部生活支援学科の吉浦輪(とおる)准教授は「技術教育と並行して、地域医療の全体を学んでほしい」と話す。これまで、都内をはじめ、長野県佐久市、宮城県石巻市の診療所や病院を学生と一緒に訪ね歩いてきた。
(残り1109字 / 全1463字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】