中央社会保険医療協議会(中医協)は29日の総会で、2014年度の診療報酬改定案をめぐり議論し、「有床診療所入院基本料」を3区分から6区分に見直して、訪問診療や急変した患者の入院受け入れなど、有床診療所の多様な機能の評価に対応させることを決めた。また、有床診が入院基本料を算定するための要件から管理栄養士の雇用を外し、入院患者への栄養指導は加算などで評価。病院に対しては、管理栄養士を常勤雇用していなくても入院基本料などの算定を認める経過措置を延長した上で、栄養士を常勤雇用したりすれば、減算した入院基本料などを算定できる新ルールを設ける。【佐藤貴彦】
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