中央社会保険医療協議会(会長=森田朗・学習院大教授)は29日の総会で、今年4月からの消費税率8%への引き上げで生じる医療機関の負担増への対応策について協議を続けた。消費増税分の財源のほとんどを、初診料と再診料に上乗せする厚生労働省案に、診療側委員が賛意を示す一方で、支払側委員が「患者負担の視点がない」などとして了承せず、公益委員による裁定に委ねることになった。結論は次回総会に持ち越された。【君塚靖】
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